USDA収穫予想 トウモロコシ下方修正、大豆は上方修正

米国農務省(USDA)は9月11日に公表した農産物需給予測月報(WASDE)で、今秋収穫する2015/16穀物年度産トウモロコシの予想収穫量と期末在庫を下方修正し、大豆の予想収穫量を上方修正した。
在庫減などを受けてシカゴのトウモロコシ相場は一時上伸したが、関係団体の事前アンケートで単収が「下がる」との予想が53%となるなど、下方修正を織り込んでいた市場関係者も多く、9月15日には売りが出て反転し、16日には3ドル85セント前後で推移。大豆相場は8ドル台に下落し8ドル87セント前後となっている。
9月第2週の5万5000トン(パナマックス)ガルフ―日本間のフレートは原油安や中国経済の減速などから低調で、前週比1ドル50セント安、前年比11ドル安の1トン34ドル50セント(ハンディマックスは37ドル)となっており、配合飼料価格への影響に関心が高まっている。

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