変動相場の多いブロイラー相場を占う 8人の年間予想平均価格はもも肉613円、むね肉252円

平成25年の食鳥相場は、前半は消費者の節約志向やもも肉の在庫過多などで、もも肉を中心に低迷し、エサ高の中でコストを下回る厳しい展開が続いた。後半は猛暑により生体重が減少したことや、円安による輸入抑制などから徐々に相場は回復。秋以降は猛暑の影響で種鶏の生産性が低下したことを受け、ひな不足も顕在化して相場はさらに上昇、11月には、もも、むね合計で900円台に乗せ、12月はさらに高騰してもも・むね合計の年間平均価格は829円程度になる見込み。平成26年の食鳥相場については、生産、消費、輸入動向が不透明な中、有識者8人に占っていただいたが、年間平均価格はもも肉613円、むね肉252円で、もも・むね合計は865円となった。

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