平成26年度鶏卵生産者経営安定対策事業 基準価格引き上げ

農林水産省は去る12月19日に食料・農業・農村政策審議会の畜産部会を開き、平成26年度の畜産物支持価格(加工原料乳や指定食肉、肉用子牛の保証基準価格など)について諮問し、配合飼料価格が高止まりしていることなどを考慮して、支持価格や対象数量の引き上げを決めた。これに伴い鶏卵生産者経営安定対策事業の『価格差補てん事業』の補てん基準価格は現行を1円上回る187円に、『成鶏更新・空舎延長事業』の発動となる安定基準価格は7円上回る166円にそれぞれ引き上げられた。

鶏卵生産者経営安定対策事業の26年度の『補てん基準価格』や『安定基準価格』は、畜産部会への諮問事項ではないが、政府の畜産物支持価格の決定に合わせて、政府・自民党の協議の中で、配合飼料価格の高止まりや諸資材の高騰で生産コストが上昇していることを考慮し、補てん基準価格は1円高の187円、安定基準価格は7円高の166円に決まった。

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