新開発ルービンツインクリーン発売 新鮮水循環ブロイラー用ニップル給水システム
(株)ハイテム(安田勝彦社長―本社・岐阜県各務原市テクノプラザ2-10)は、提携先であるドイツ・ルービン社が開発した新鮮水循環方式ブロイラー用ニップル給水システム「ツインクリーン」の販売を開始する。
ツインクリーンは、ニップルパイプを、独自に開発した給水モジュールに置き換え、この中に新鮮水を循環させる革新的な方式で、特長は次の通り。
(1)夏季に、すべてのトリが冷たい水を飲むことができるため、外からの夏場対策(クーリングパッド、フォッグシステム)に加え、いわば内からの夏場対策が可能になり、極限に向けて育種改良が進んでいるトリの夏季の生産ダウンを防ぐ。
(2)給水モジュール内に常時新鮮水が循環しているため、バクテリア、雑菌類が発生しにくく、トリは常にクリーンな水を飲むことができる。
(3)給水モジュールは十分な強度があり、従来のニップルパイプが必要としていた金属補強材を必要としないため、形状がシンプルでアウト時のクリーニングがしやすい。
ハイテムでは、ツインクリーンのほか、スムーズなえ付けと優れた要求率を特長とするロクセルパンフィーダー、徹底省エネのSBMセラミックガスブルーダー、ブロイラー用ハイテムコントローラB201など、高性能なハード機器によるブロイラーシステム鶏舎にも積極的に取り組んでいきたいとしている。