ハンガリーとカナダから輸入停止

農林水産省は、ハンガリーで鳥インフルエンザ(血清亜型H5)が発生したとのEUプレスリリースを受け、6月12日付で同国からの家きんや家きん肉などの輸入を停止した。
さらに17日付でカナダからの輸入も一時停止した。同国東部のプリンス・エドワード・アイランド州のガチョウ農場で、H5亜型の鳥インフルエンザが発生したと、カナダ食品検査庁から報告されたもの。弱毒の場合、輸入停止は同州に限定されるが、強毒の場合は、北米で初めての発生となり、カナダ全体の輸入停止が継続される。
ハンガリーからは昨年、家きん肉などが193トン(鶏肉64トン、七面鳥肉8トン、同くず肉調製品30トン、家きん肉91トン)、家きんの肝臓が331トン、卵用鶏種鶏が4万715羽の輸入実績があった。今年1~4月の輸入累計は鶏肉8トン、七面鳥くず肉調製品40トン、家きん肉25トン、家きんの肝臓108トンとなっている。
カナダからは昨年、七面鳥くず肉調製品が2トン、家きん肉が165トンなどのほか、卵用種鶏など約5万9千羽の輸入実績があった。今年1~4月実績は家きん肉67トンなど。

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