スタボックス50%OPS発売 日本全薬工業 家畜の肺炎、下痢に

日本全薬工業(株)(福井邦顕社長―本社・福島県郡山市)は、アモキシシリンを主成分とする経口用抗生物質製剤「スタボックス50%OSP」をこのほど新発売した。
アモキシシリンは、吸収効率が悪いと言われているアンピシリンの欠点を改善した半合成ペニシリン系の抗生物質で、広域抗菌スペクトラムを有し、グラム陽性・陰性菌に殺菌的に作用するため、牛・豚・鶏の肺炎や下痢に効果があるとのこと。
スタボックス50%OSPは、アモキシシリンを50%含有しているにもかかわらず、溶解性が極めて高くなるように製剤化されているなど、次のような特長を持っている。
(1)溶解性に優れている=水に溶けやすく、溶解時の手間が省ける。
(2)吸収性に優れている=長官からの吸収率が高く、速やかに臓器や組織に移行する。
(3)高濃度製剤のため取り扱いが簡便=飲水投与や飼料添加、どの方法でも取り扱いが容易である。
(4)賦形剤に糖を使っていない=水カビなどの原因になる糖を配合していない。
包装形態は、200グラムプラスチックボトル×20本/1ケース。
詳細は、同社のDB事業本部(電024・945・2319)またはSA事業本部(024・945・2322)へ。

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