鶏卵生産に慎重な対応求める ブロイラーの17年度出荷計画は5億8千万羽 全国需給会議

農林水産省は9月16日、同省7階講堂で全国ブロイラー需給調整会議と全国鶏卵需給連絡会議を開いた。ブロイラーについては、国内生産量、輸入量ともに増加し、価格も弱含みで推移していることから、「今後の需給を注視していく必要がある」とまとめられた。鶏卵については、今年6月に5万羽以上の生産者を調査したところ、260万羽の増産意向を示していることや、輸入卵が増加している一方、茨城・埼玉両県で発生した鳥インフルエンザによって、約157万羽が殺処分の対象になっていることなどが報告され、「生産者は今後の鶏卵の需給動向を慎重に見守りながら対応していく必要がある」とされた。

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