フェザータッチバーを開発 改良技術を逆輸出 東洋システム

東洋システム(株)(安田勝彦社長―本社・岐阜県各務原市金属団地97-4)は、直立ケージ用集卵機の破卵を防ぐ「フェザータッチバー」を開発、4月以降に生産する国内向け販売用の直立ケージ用集卵機に組み込むと同時に、提携先のサルメット社に同技術を逆輸出して、海外でも活用できるようにする。
同社は3年前に、破卵を抑えた直立ケージ用集卵機「ニューエスカレーター」を発売した。ただ、クーリンパッドを備えたトンネル換気鶏舎で、パッド稼働時に産卵を開始した場合、卵を上下に移送する2本のバー(ジェントルバー)の間に小さい卵が入り込み、バーコンベア上に卵が転出しないことがあったため、改良研究に取り組んできた。
同社では、卵がコンベア上に転出しない現象が起きた時に、卵の下部を瞬間的に軽く押すフェザータッチバー(特許出願済み)を開発。これにより、ジェントルバーが一段とソフトに動いて、スムーズに集卵することが可能になり、産卵初期の小さな卵から強制換羽後の卵殻が弱くなった卵まで、年間を通して破卵知らずの直立ケージ集卵機を実現した。
同社では、今年4月以降に生産する日本向け直立ケージ用集卵機に組み込むと同時に、同技術を提携先のサルメット社に逆輸出し、日本以外の各国でも活用することにしている。