「筑波地鶏」と「やさとしゃも」 特定JAS地鶏に認定
いばらき地鶏振興協会(中島光一会長―本部・茨城県久慈郡大子町袋田3721)は、茨城県で作出された「筑波地鶏」と「やさとしゃも」が関東地方で初めて地鶏肉の特定JASの認定を受けたことから、12月4日に水戸プラザホテルでいばらき地鶏特定JAS認定発表会を開いた。
茨城県は古くから全国有数のしゃもの飼育地であり、肉質に優れたしゃもを活用した鶏を生産してきた。その中で作出されたのが「奥久慈しゃも」「筑波地鶏」「やさとしゃも」の3種。このうち「筑波地鶏」「やさとしゃも(北浦しゃも)」の2種が10月20日に認定機関の資格を持つ(社)茨城県畜産協会から特定JAS規格に基づく地鶏として認定を受けた。「奥久慈しゃも」については生産と処理が2県にまたがっているため現在、全国的な認定機関に申請中で、15年度中には認定される見込み。