8月輸入 鶏肉は2.1%の減少

財務省関税局は、8月分の輸入通関実績をまとめた。
《鶏肉関係》鶏肉は前年同月比97.9%の42,093トンになった。内訳は骨付きももが5,208トン(同122.3%)、その他鶏肉が36,886トン(同95.2%)。
中国産鶏肉の輸入停止による代替需要で、ブラジルが同33.1%増、タイが同27.3%増となった。
鶏肉調製品は同100.7%の18,502トン。
1~8月の輸入累計は、前年同期に比べ鶏肉が86.2%(うち冷蔵物は28.4%)、鶏肉調製品が100.6%、鶏の肝臓が60.9%、七面鳥肉が138.2%、七面鳥くず肉調製品が127.1%、家きん肉が99.4%、その他家きん肉調製品が128.3%、家きんの肝臓が116.0%。
《鶏卵関係》全卵粉のみ前年同月を上回った。ブラジルからの殻付卵が4月に続き止まった。
1~8月の輸入累計は、前年同期に比べ凍結全卵が88.9%、凍結卵黄が97.5%、卵白粉が95.9%、凍結卵白が14.5%、全卵粉が92.5%、卵黄粉が95.7%、殻付卵が163.8%、家きん卵が96.4%、マヨネーズが112.4%。
8月の輸入卵の殻付換算は7,454トン(前年同月比78.5%)、1~8月累計は70,640トン(前年同期比95.5%)。

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