鶏血清や卵からQ熱菌検出せず 日本獣医学会で発表

10月3日に青森県青森市で開かれた第136回日本獣医学会・公衆衛生分科会で「鶏卵および卵製品におけるCoxiellaburnetiiの疫学調査」(小宮智義、齋藤純子、鳥庭弘子、荒井節夫=北研・生物生剤研、池田律子、東條光徳=キユーピー、西村昌晃、村松昌武=畜産生物科学安全研、安藤匡子、高原悠、山口剛士、福士秀人、平井克哉=岐阜大)の発表が行なわれた。
それによると、検査した鶏血清、食用生卵および卵製品からコクシエラ菌は検出されず、すべて陰性(マイナス)で、「食卵および卵製品については、コクシエラ菌の汚染は極めて低いと推察される」としている。
日本での鶏卵とQ熱の学会発表は初めてで、こうした結果を冷静にユーザーに伝えて対応していく必要があるといえる。

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