川崎製薬が畜産用消毒剤「ヘルミン25」を発売 鶏舎・器材の噴霧消毒に効果

川崎製薬(株)(岡本雄平社長―本社・川崎市川崎区中瀬3―19―11)は、8月1日にグルタラールを有効成分とする畜産用消毒剤「ヘルミン25」【写真】を新発売した。
ヘルミン25の主な特長は、(1)有効成分であるグルタラールは、微生物をたん白凝固によって殺滅するため、一般細菌のほかウイルス、芽胞菌など幅広く有効に作用する(2)金属腐食性が低いことから、手術用器具の消毒に有用である(3)沸点が高いため、噴霧後のガス発生が少なく、広い適用範囲で安心して使用できる――など。
成分・分量は、主剤100ミリリットル中、グルタラール25グラム。緩衝剤は、緩衝塩類、色素。
効能・効果は、畜・鶏舎およびその設備、種卵、養鶏用器具器材、手術用器具器材の消毒。
用法および用量は、主剤と緩衝剤を用時に水で希釈し、目的に応じて左記の通り使用する。
畜・鶏舎の消毒=200~1,000倍に希釈し、1平方メートルにつき100~300ミリリットルを直接噴霧する。
種卵、養鶏用器具器材の消毒=200~500倍に希釈し、室温で1分間浸漬する。
孵卵器の消毒=200~500倍に希釈し、1平方メートルにつき100~300ミリリットルを直接噴霧する。
手術、解剖用器具器材の消毒=10倍に希釈し、室温で60分間浸漬する。
包装は、1リットル入り(緩衝剤1リットル入り)と5リットル(同5リットル入り)。
詳細は、同社お客様窓口(電044・266・0400)へ。

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