卵価、125円でスタート 食鳥は緩やかに値下がり

年明けの卵価(東京・全農M加重)は、止市から90円落ちで、前年の初市と同じ125円という厳しいスタートとなった。
年末年始の滞貨玉の解消が整理されるまで低迷するのが例年のパターンとはいえ、生産者などからは、年々、年末年始に営業する量販店・外食店なども増加しており、止市と初市との卵価の落差はもう少し何とかならないか、との声が例年にも増して聞こえてくる。
相場は、寒さによる産卵減も手伝い、1月中旬になってようやく滞貨玉も解消に向かい、21日現在145円となったが、最近の状況は、特売受注で足りないからといって、日付表示や品質などの関係から他の産地の卵を補充して売るわけにはいかない。売れているところは玉がないが、そうでないところは玉が余っている傾向がだんだん強くなっているようだ。
月末から2月にかけては、全体の出回量も少なめに推移するとみられるが、相場は200円に届かないのではないかとの見方が強い。
食鳥は、もも正肉相場(東京・日経加重)が年末に前年の最高値745円に迫る737円まで上昇(むね正肉相場は若干上昇したが220円止まり)し、特に国産の売れ行きは、年末年始とも良かったようである。しかし、成人の日を過ぎた中旬以降、相場は修正局面に入ってやや弱気配に転じており、20日現在、ももは727円、むねは210円、今後も緩やかな値下がり傾向が続くとみられる。