前年を10円程度下回る 全農の4月の卵価動向

全農は、このほど4月分の畜産物市況予測(食鳥は未公表)をまとめた。4月の供給面は、気温の上昇により産卵率の向上が見込まれるため、上旬には余剰卵の発生が懸念される。ただ、連休前に老鶏淘汰などの積極的な生産調整の実施があれば、生産量は抑制され、需給バランスが回復する可能性もある。需要面は、中旬までは主だった好材料はなく、低調に推移するものと思われる。下旬の連休前特売に期待したい。相場は、Mサイズ基準値月間平均で150円前後(前年158円)か。

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