「役に立った」との回答が8割強に 三ツ星タマリエにアンケート

(一社)日本卵業協会主催の『三ツ星タマリエ検定』を運営するタマリエ検定委員会(設樂弘之委員長)は、今年5月現在で全国に1828人いる三ツ星タマリエの有資格者(検定合格者)のうち、メールなどで連絡が取れた人を対象にアンケート調査を実施した。

『タマリエ(タマゴのソムリエ)』検定は、合格者が「たまごの素晴らしさ」を伝える伝道師として各地で活躍することを期待して創設されたもので、ウェブ上で誰でも参加・取得できる『一ツ星タマリエ検定』は2010年からスタート。事前に配布されたテキストブックの内容を勉強して選択式の試験を受ける『三ツ星タマリエ検定』は12年、論文試験やプレゼンテーション試験を通して卵の正確な知識や魅力の解説能力を問う最高峰の『五ツ星タマリエ検定』は昨年から始まった。

今回は、全国の三ツ星タマリエ244人から回答が集まり、6割強が「三ツ星タマリエを取得してよかった」、8割強が「三ツ星タマリエの資格が役に立った」と回答。

「取得して良かった」理由については「改めて勉強するきっかけとなった」「商談や異業種交流時の話題づくりになった」「イベントや勉強会、社内研修会で活用できた」などの意見が寄せられたとのこと。

協会への意見や要望については「メディアを通した認知度アップで活躍の場を増やして」「新しい知識の情報発信」「たまご料理講習会の開催や検定の創設」「卵の良さを知ってもらえるチラシ・グッズの販売」「タマリエ同士の交流や情報交換ができる場の構築」など、多くの声が集まった。

タマリエ検定委員会では「これらの意見を踏まえ、今後も『たまごの素晴らしさをみんなに伝えよう!』を合言葉に、全国にちらばる三ツ星タマリエの情報交換の場と、活躍の場を創設していきたい」としている。