前年比1.0%増の約263万トン 平成30年の鶏卵生産量

上位10道県で全体の51.1%

農林水産省は3月5日、平成30年の鶏卵生産量が前年比1.0%増の262万7764トンになったと発表した。2年連続で260万トンを超え、過去最高を更新。県別の生産量は1位茨城県、2位鹿児島県、3位千葉県。上位10県で51.1%のシェアを占めている。

3月5日に公表した平成30年の鶏卵流通統計調査結果によると、月別の生産量は8月と9月に前年を下回ったが、その他の月は前年を上回った。

地域別の生産量は、北海道10万3311トン(前年比0.7%減)、東北38万4362トン(同2.0%増)、北陸14万1088トン(同2.3%減)、関東・東山64万8189トン(同2.8%増)、東海34万8427トン(同1.4%増)、近畿14万6418トン(同0.7%減)、中国30万9738トン(同2.5%減)、四国13万3208トン(同3.3%増)、九州39万4505トン(同1.4%増)、沖縄1万8518トン(同0.3%増)で、東北、関東・東山、東海、四国、九州、沖縄で前年を上回った。

鶏卵生産量の先行指標となるひなえ付け羽数(全国推計値)は29年が前年比2.2%増、30年が同3.4%増の一方で、30年の成鶏用配合飼料の生産量は同1.1%増、出荷量は同1.2%増であった。30年の鶏卵生産量は、このようなひなえ付けや配合飼料生産動向を背景に、4年連続で増加したとみられる。

県別の生産量は、①茨城県22万4245トン(前年比3.6%減)②鹿児島県18万1956トン(同3.6%増)③千葉県16万7795トン(同2.3%減)④岡山県12万9953トン(同1.4%減)⑤広島県12万9712トン(同0.8%減)⑥愛知県10万8133トン(同1.0%増)⑦青森県10万7212トン(同5.4%増)⑧北海道10万3311トン(同0.7%減)⑨三重県9万7272トン(同4.1%増)⑩栃木県9万4330トン(同39.8%増)⑪兵庫県9万3638トン(同5.6%減)⑫新潟県9万290トン(同3.7%減)⑬香川県8万5360トン(同3.0%増)⑭岩手県8万3997トン(同4.2%減)⑮宮城県8万2609トン(同6.7%増)――の順で多く、18府県で前年を上回った。

特に青森県、宮城県、秋田県(同9.7%増)、栃木県、群馬県(同5.8%増)、長野県(同18.0%増)、京都府(同16.0%増)、奈良県(同8.6%増)、愛媛県(同10.6%増)、福岡県(同5.5%増)では5%以上増えた。

生産量1位の茨城県は全体の8.5%、2位の鹿児島県は6.9%、3位の千葉県は6.4%のシェアを占めており、上位5県のシェアは31.7%(前年32.4%)、上位10県では51.1%(同51.8%)、上位15県では67.7%(同67.9%)となった。

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