8月の家計調査購入量 鶏肉18.4%増、鶏卵6.7%増
総務省統計局は10月9日、令和2年8月分の家計調査結果を公表した。8月は新型コロナウイルスの感染が再拡大したとの報道などにより帰省などが自粛された影響で内食需要が高い傾向は依然として続き、畜産物の購入量は前年同月を上回った。
全国1世帯(世帯人員=2.95人)当たりの鶏肉の購入量は前年同月比18.4%増の1.4733㌔(1人当たりは18.8%増の499㌘)、支出金額は20.2%増の1348円(同20.7%増の457円)。
鶏卵の購入量は6.7%増の2.747㌔(1人当たりは7.1%増の931㌘)、支出金額は13.9%増の826円(同14.3%増の280円)。
このほかの購入量は、牛肉は9.9%増の613㌘、豚肉は12.1%増の1.827㌔、マヨネーズ・マヨネーズ風調味料は5.2%増の224㌘、ドレッシングは17.6%増の234㍉㍑、生鮮魚介は1.0%増の1.786㌔。
弁当や総菜など調理食品の支出金額は1.5%増の1万1590円(やきとりの支出金額は8.5%減の258円)、学校給食を除く外食の支出金額は34.7%減の1万1031円。
これらを基に本紙で試算した1~8月累計の鶏肉の購入量は前年同期比13.5%増の12.500㌔(1人当たりは14.0%増の4.228㌔)、支出金額は12.1%増の1万1342円(同12.6%増の3836円)。
鶏卵の購入量は7.4%増の22.669㌔(1人当たりは7.9%増の7.668㌔)、支出金額は13.5%増の6787円(同14.0%増の2296円)。