7月え付け 採卵用ひな11.9%増、ブロイラー用4.6%増
(一社)日本種鶏孵卵協会は8月31日、平成30年7月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー29場、ブロイラー68場が回答)を公表した。
調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ11.4%増の939万羽、ブロイラー用ひなは3.0%増の5899万7000羽。
これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比11.9%増の994万7000羽、ブロイラー用ひなは4.6%増の6073万羽。
地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北陸、関東・東山、東海、近畿、九州で増加。ブロイラー用ひなは東北、関東・東山、中国、四国、九州、沖縄で増加した。
1~7月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.7%増の6711万3000羽、ブロイラー用ひなは1.8%増の4億1918万8000羽となった。
7月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ59.7%増の12万3000羽(うち種鶏めすは60.0%増の11万2000羽)、ブロイラー用種鶏は8.8%減の38万3000羽(うち種鶏めすは9.2%減の33万6000羽)。
1~7月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比1.8%減の71万4000羽(うち種鶏めすは2.7%減の64万羽)、ブロイラー用種鶏は1.1%増の328万2000羽(うち種鶏めすは1.3%増の289万3000羽)となった。