29年4~6月期1700円補てん 配合飼料3基金

配合飼料3基金(全農系の全国配合飼料供給安定基金、商系の全日本配合飼料価格畜産安定基金、専門農協系の全国畜産配合飼料価格安定基金)は、このほど平成29年4~6月期の通常補てんがトン当たり1700円になると発表した。
飼料基金の通常補てんは26年4~6月期から、当該四半期の飼料原料6品目(トウモロコシ、マイロ、大豆かす、大麦、小麦、ふすま)の「平均輸入原料価格」が、その直前1年間の平均輸入価格「基準輸入原料価格」を上回る時に発動される方式に変更され、29年1~3月期からふすまを除外し、5品目となった。
29年4~6月期の平均輸入原料価格はトン当たり2万7680円で、直前1年間(28年4月~29年3月)の基準輸入原料価格の同2万5955円を1725円上回ったため、同1700円の補てんとなった。
飼料基金の通常補てんの発動は、29年1~3月期(トン950円)に続き、2期連続となる。

7月の鶏卵価格差補てん0.936円

(一社)日本養鶏協会は8月1日、鶏卵価格差補てん事業の7月の標準取引価格が、補てん基準価格の187円を下回る185円96銭となったため、差額の9割に当たる0.936円を補てんすると発表した。補てんは今年1月以来となる。

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