大石産業 業務用鶏卵トレーを改良 強度や作業性がさらに向上

大石産業㈱(大久保則夫社長―本社・北九州市八幡東区桃園2-7-1)は、このほどパルプモウルド製の業務用鶏卵トレーをリニューアルした。
同社の業務用鶏卵トレーは、鶏卵の保護性や緩衝性、通気性、吸湿性に優れており、現在も主力製品の1つとなっているが、ユーザーのさらなる要望に応えるために大幅に改良した。
改良品は、鶏卵が入るホール間の強度を従来品に比べて約3割向上させたことにより、たわみが激減し、形状が安定した。また、自動剥取機械別に対応した形状に変更したことで剥離性が向上し、さらに持ち手(手穴)を少し広くしたことで箱詰め作業がしやすくなった。
ユーザーからは「使いやすくなった」などと高く評価されており、業務用鶏卵トレーについては全面的に改良品に切り替える(1号、2号、3号トレー)。
このほか、医療用梱包にも採用されている「防虫・防塵段ボール」も改良し、形状を工夫して四隅の隙間を完全にふさぎ、高い密閉性を実現しており、ユーザーからは高く評価されている。
問い合わせは同社東京支店(電03-5640-5715、F03-5640-5720)へ。

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