鮒忠『焼き鳥の日』(8月10日) 例年以上のにぎわいに
㈱鮒忠(本社・東京)は8月10日、浅草本店など7店舗で『国産若どり第9回焼き鳥の日』のイベントを催した。今年は大手紙での事前の紹介などもあり、例年以上のにぎわいとなった。
『焼き鳥の日』は、“焼き鳥の父”と呼ばれる鮒忠の創業者、根本忠雄氏(故人)にちなんで、3代目の根本修現社長が2007年に、「や(8)きと(10)り」の語呂から制定したもの。日本記念日協会に登録されている。
当日は浅草本店と亀有店、神楽坂店で午後3時から、鮒忠の『焼き鳥』(もも)や『つくね』を5本セット50円(1本10円)で、各店1000本ずつチャリティー販売。直営店の「小江戸鮒忠」秋葉原UDX店と「鮒忠」有明店、船橋店、松戸店でも、例年ディナータイムに1本100円で限定販売している。
各店舗にも多くの人が訪れて、国産若どりの焼き鳥を楽しんだ。
チャリティー販売した焼き鳥などの収益の一部は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の被災地に寄付される。
【国産若どりの焼き鳥を求め、一時は150人以上の大行列に。並んだ人々には冷たい麦茶も配られた(上)、この道数十年の職人が、炭火で一本一本しっかり焼き上げる(下)】