原種鶏、種鶏とも減少 平成25年の輸入ひな実績

農林水産省動物検疫所は、このほど平成25年(1~12月)の輸入ひな統計(速報値)をまとめた。
卵用鶏と肉用鶏を合わせた25年の輸入羽数は55万6400羽で、前年に比べ27.6%減少した。
卵用鶏のうち、原種鶏はカナダとアメリカの2か国から2万1728羽で50.4%減少。
種鶏はフランス、カナダ、アメリカの3か国から17万1260羽で22.6%減少。
コマーシャル鶏はアメリカ1か国から1876羽で20.3%減少した。
肉用鶏のうち、原種鶏はイギリス、フランス、アメリカの3か国から17万8927羽で13.8%減少。
種鶏はイギリス、フランスの2か国から18万2609羽で37.9%減少し、コマーシャル鶏の輸入実績はなかった。
国別では、イギリスは前年に比べ19.6%減の24万6245羽(肉用原種鶏17万345羽、肉用種鶏7万5900羽)。
フランスは10.6%減の15万5537羽(卵用種鶏4万7410羽、肉用原種鶏1418羽、肉用種鶏10万6709羽)。
カナダは10.7%増の9万3217羽(卵用原種鶏1万5羽、卵用種鶏8万3212羽)。
アメリカは59.5%減の6万1401羽(卵用原種鶏1万1723羽、卵用種鶏4万638羽、肉用原種鶏7164羽)。
輸入ひなの25年の検疫件数は82件で、前年に比べ23件減少した。検疫解放率は、卵用鶏は97.6%(入検19万9677羽、解放19万4864羽)、肉用鶏は97.2%(入検37万1762羽、解放36万1536羽)であった。

コメントを残す