クボタコンプスがヒビ卵検査装置を開発 アオヤマで販売

国内で、血卵・異常卵検査装置を製作・販売するクボタコンプス(株)(大野秀雄社長―本社・兵庫県尼崎市浜1―1-1)は、このほど時間当たり1万卵程度のGPセンター(中小型選別ライン)に設置が可能なヒビ卵検査装置【写真】を開発、(株)アオヤマ(青山順貤社長―本社・大阪府茨木市真砂2―10―10)から発売した。
クボタコンプス(株)は、これまで異常卵検査装置「AED―X2」を販売してきたが、多くのユーザーからの要望に応えて、自社の光・画像処理技術を用いたヒビ卵検査装置を開発したもの。
処理能力は最大1万卵/時間で、ヒビ卵・汚卵・ピンホールなどの卵を検知できる。
検査方法は、カメラで撮影した卵画像から画像処理により前記の欠陥を非接触で検査するもので、卵殻を傷つけないよう配慮されている。
設置については、省スペース設計で大きな設置場所をとらない構造となっており、さらにヒビ卵検査装置の中に異常卵検査装置「AED―X2」を組み込むことも可能。
操作性の面でも、ユーザーからの要望が強かった大型タッチパネルを採用した。
詳細は、販売先の(株)アオヤマ(電072・638・1288)へ。

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