タイ産鶏肉のモニタリング検査を強化 厚労省

厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課は3月27日付で、タイ産鶏肉、ベトナム産エビなどのモニタリング項目を追加した。これは、EU常設食品連鎖・動物衛生委員会が3月19日に、タイ産鶏肉とベトナム・タイ産エビからニトロフランが、ミャンマー産エビから同クロラムフェニコールなどが検出され、これらの食品の検査を強化したことを受け、わが国でも検査を強化したもの。食品衛生法ではこれらの抗生物質の使用は認められていない。
タイ産鶏肉については、輸入届出の10%の割合で(ニトロフラン系の)フラゾリドンとジフラゾンのモニタリング検査を実施する。

コメントを残す