鶏肉17.9%増、鶏卵8.0%増 7月の家計調査購入量
総務省統計局は9月8日、令和2年7月分の家計調査結果を公表した。7月は新型コロナウイルスの感染が再拡大した影響で内食需要が高い傾向は依然として続き、畜産物の購入量は前年同月を上回った。
全国1世帯(世帯人員=2.95人)当たりの鶏肉の購入量は前年同月比17.9%増の1.530キロ(1人当たりは18.3%増の519グラム)、支出金額は15.1%増の1364円(同15.5%増の462円)。
鶏卵の購入量は8.0%増の2.851キロ(1人当たりは8.4%増の966グラム)、支出金額は10.2%増の833円(同10.6%増の282円)。
このほかの購入量は、牛肉は9.0%増の569グラム、豚肉は7.3%増の1.845キロ、マヨネーズ・マヨネーズ風調味料は21.1%増の264グラム、ドレッシングは7.8%増の236ミリリットル、生鮮魚介は4.2%増の1.829キロ。
弁当や総菜など調理食品の支出金額は0.8%増の1万1306円(やきとりの支出金額は9.3%減の205円)、学校給食を除く外食の支出金額は28.2%減の9646円。
これらを基に本紙で試算した1~7月累計の鶏肉の購入量は前年同期比12.8%増の11.027キロ(1人当たりは13.4%増の3.729キロ)、支出金額は11.1%増の9994円(同11.6%増の3380円)。
鶏卵の購入量は7.5%増の19.922キロ(1人当たりは8.0%増の6.737キロ)、支出金額は13.4%増の5961円(同14.0%増の2016円)。
1人当たりの購入量は表【家計調査・1人当たりの購入量の推移】の通り。