鶏肉輸入は13.1%増 鶏肉、殻付卵輸出も増加 11月通関

財務省は2019年11月分の通関実績をまとめた。

《鶏肉関係輸入》鶏肉は前年同月比13.1%増の4万8828トンで、このうちブラジルは17.2%増の3万6139トン、タイは1.7%増の1万738トン、米国は4.6%増の1508トン。鶏肉調製品は主に中国とタイから9.7%減の4万5164トンを輸入した。1~11月累計は鶏肉が前年同期比0.9%増、鶏肉調製品が0.4%減、鶏の肝臓が30.3%減、七面鳥肉が5.8%減、家きん肉が0.5%減、その他の家きん肉調製品が46.8%増。

《鶏卵関係輸入》最大輸入品目の卵白粉は前年同月比15.0%増、全卵粉は17.0%増、卵黄粉は2.07倍増、凍結全卵は15.1%減、凍結卵黄は13.6%増、凍結卵白は当月の輸入なし。殻付卵は19.7%増の5トン。1~11月累計は卵白粉が前年同期比2.1%増、全卵粉が13.7%減、卵黄粉が14.5%減、凍結全卵が9.5%減、凍結卵黄が15.1%増、凍結卵白が46.9%減、殻付卵が10.7%増。11月の輸入卵の殻付換算は前年同月比15.3%増の9517トン。1~11月累計では前年同期比1.4%減の10万3425トン。

《鶏肉・鶏卵関係輸出》11月の鶏肉輸出は前年同月比14.8%増の1024トン。殻付卵は30.9%増の848トン。1~11月累計では鶏肉が前年同期比2.6%減の8427トン。殻付卵が46.3%増の7681トンとなった(全体の96.5%が香港、3.0%が台湾向け)。

※統計情報のページに鶏肉関係の輸入実績鶏卵関係の輸入実績鶏肉・鶏卵関係の輸出実績の表を掲載。