鶏むね肉のおいしさ向上 キユーピー「深煎りごまドレッシング」

キユーピー㈱(本社・東京都渋谷区)は6月5日、鶏むね肉を「深煎りごまドレッシング」に漬け込んでから焼くことで、しっとりやわらかくなり、おいしさが向上することが分かったと報告した。

同社では、マヨネーズやドレッシングの機能を生かした調理に関する研究を進めており、今回は発売20周年を迎える「深煎りごまドレッシング」に鶏むね肉を漬け込んでから焼いた際の食感と、おいしさへの影響について検証した。

官能評価では「深煎りごまドレッシング」に5分以上漬け込んでから焼いた鶏むね肉のほうが、漬け込まなかった鶏むね肉に比べてやわらかさ、しっとり感、おいしさが向上。機器分析では5分以上漬け込んだほうが、硬さが低減して軟らかくなり、保水性が増加してしっとりしたほか、ほぐすのに必要な力が低減してほぐれやすくなった。

同社では「深煎りごまドレッシング」を活用したレシピを、キユーピー公式サイト内の「ドレテク」サイト(https://www.kewpie.co.jp/dressing/dretech/)で紹介している。