鮒忠『焼き鳥の日』 チャリティー販売で国産の魅力PR

5月にオープンした鮒忠花川戸店。奥には椅子席の小上がりが30席ある

㈱鮒忠(本社・東京)は8月10日、第12回『焼き鳥の日』イベントを5店舗で催し、新鮮な国産チキンを使って炭火で焼いた焼き鳥を、多くの消費者が楽しんだ。

恒例の〝お持ち帰り用焼き鳥チャリティー販売〟は、今年は改装中の浅草本店に代わり、今年5月14日にオープンした浅草花川戸店(台東区花川戸1-6-4)と神楽坂店で実施。『焼き鳥』(もも)と『つくね』を浅草花川戸店では250本、神楽坂店では1000本用意し、5本セット50円(1本10円)で販売した。

ディナータイムには、両店舗と直営店の「小江戸 鮒忠」秋葉原UDX店、「鮒忠」有明店、船橋店でも、1本100円で数量限定販売。売り上げの一部は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の被災者義援金として寄付される。

浅草花川戸店は、浅草の目抜き通り「馬道通り」に面した新店舗。着座が楽な椅子席の小上がり30席のほかカウンター、テーブル席があり、総席数は52席。看板文字は〝江戸文字〟の大家で国立劇場や浅草寺などの筆耕を手掛ける橘右之吉氏によるもの。

連日の猛暑が報じられる中、チャリティー販売が始まる午後3時前に来たお客さんには、整理券を配布して店内で待ってもらったり、冷たいお茶を配布したりと、万全の熱中症対策を実施。実施店舗が変わっても、焼き鳥への人気は変わらず、整理券はイベント開始から約2分で〝完配〟となった。

今年はアサヒビールも「焼き鳥の日」のPRに参加。同社の樽生商品(樽詰めのビールや発泡酒など)とおつまみの写真を飲食店で撮って投稿すると、賞品がもらえるキャンペーンを8月7日から15日まで実施したほか、8月10日から13日までにツイッターやインスタグラムの「アサヒビール公式アカウント」をフォローし、同社の商品と焼き鳥を撮影してハッシュタグ「♯8月10日は焼き鳥の日」と感想のコメントを付けて投稿した人には、抽選で「アサヒスーパードライ」などの賞品をプレゼントした。