食鳥処理場HACCP ブロイラーの51%が導入

成鶏は20%、小規模は1%

厚生労働省は9月25日、今年7月1日現在のと畜場と食鳥処理場におけるHACCP導入状況調査の結果を公表した。

食鳥処理場では、年間30万羽以上処理のブロイラー処理場(大規模処理場)114場のうち、「導入している」が58場(50.9%)、「導入に着手しているが、導入途中」が42場(36.8%)、「平成30年度中に導入に着手する予定」が6場(5.3%)、「平成31年度以降に導入に着手する予定」が8場(7.0%)。

成鶏処理の大規模処理場46場のうち「導入している」が9場(19.6%)、「導入に着手しているが、導入途中」が26場(56.5%)、「平成30年度中に導入に着手する予定」が3場(6.5%)、「平成31年度以降に導入に着手する予定」が7場(15.2%)、「導入の必要がない(今後廃止予定または稼働予定なしのため)」が1場(2.2%)となっている。

ブロイラー、成鶏処理場とも、処理規模が大きいほど、「導入している」と「導入に着手しているが、導入途中」の割合が高くなっている。

年間30万羽以下処理の認定小規模食鳥処理場1502場のうちでは「導入している」が14場(0.9%)、「導入に着手しているが、導入途中」が49場(3.3%)、「平成30年度中に導入に着手する予定」が63場(4.2%)、「平成31年度以降に導入に着手する予定」が1263場(84.1%)、「導入の必要がない(今後廃止予定または稼働予定なしのため)」が113場(7.5%)となっている。