採卵用めす6.7%、ブロイラー用2.5% 10月え付け
(一社)日本種鶏孵卵協会は11月29日、2019(令和元)年10月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー26場、ブロイラー64場が回答)を公表した。
調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ6.7%減の883万9000羽、ブロイラー用ひなは2.5%増の680万9000羽。
これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比6.7%減の930万6000羽、ブロイラー用ひなは2.5%増の7077万7000羽。
地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは東海、中国、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは北海道、東北、北陸、東海、四国、九州、沖縄で増加した。
本紙で試算した1~10月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.9%減の8994万6000羽、ブロイラー用ひなは1.9%増の6億2659万7000羽となった。
10月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ4.5%減の10万7000羽(うち種鶏めすは4.0%減の9万7000羽)、ブロイラー用種鶏は2.6%増の46万7000羽(うち種鶏めすは2.2%増の41万羽)。
本紙で試算した1~10月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比0.3%減の99万5000羽(うち種鶏めすは前年並みの89万7000羽)、ブロイラー用種鶏は1.1%減の456万4000羽(うち種鶏めすは1.1%減の401万6000羽)となった。