採卵用めす2.9%減、ブロイラー用6.9%増 4月え付け

(一社)日本種鶏孵卵協会は5月31日、2019(平成31)年4月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー30場、ブロイラー68場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ2.9%減の863万6000羽、ブロイラー用ひなは6.9%増の6130万2000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比2.9%減の922万7000羽、ブロイラー用ひなは6.9%増の6288万7000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは関東・東山、近畿、四国、九州で増加。ブロイラー用ひなは東北、北陸、関東・東山、東海、近畿、四国、九州で増加した。

1~4月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.3%減の3622万2000羽、ブロイラー用ひなは2.7%増の2億4672万7000羽となった。

4月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ8.8%増の13万6000羽(うち種鶏めすは8.8%増の12万3000羽)、ブロイラー用種鶏は1.9%減の51万1000羽(うち種鶏めすは0.7%減の45万8000羽)。

1~4月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比2.7%増の41万6000羽(うち種鶏めすは3.9%増の37万5000羽)、ブロイラー用種鶏は1.3%減の191万8000羽(うち種鶏めすは1.0%減の169万5000羽)となった。

※え付け羽数の表は統計情報のページに掲載しています