採卵用めす2.6%増、ブロイラー用5.0%増 2月え付け
(一社)日本種鶏孵卵協会は3月31日、令和2年2月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー27場、ブロイラー65場が回答)を公表した。
調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ2.6%増の799万2000羽、ブロイラー用ひなは5.0%増の5981万6000羽。
これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比2.6%増の850万9000羽、ブロイラー用ひなは5.0%増の6105万羽。
地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、東北、北陸、中国、四国、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは北海道、東北、北陸、関東・東山、東海、四国、九州で増加した。
本紙で試算した1~2月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比3.7%増の1866万1000羽、ブロイラー用ひなは3.7%増の1億2705万7000羽となった。
2月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比40・9%増の13万1000羽(うち種鶏めすは31・0%増の11万羽)、ブロイラー用種鶏は11・3%減の46万2000羽(うち種鶏めすは11・1%減の40万8000羽)。
本紙で試算した1~2月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比3・6%増の20万4000羽(うち種鶏めすは0・6%減の17万6000羽)、ブロイラー用種鶏は5・5%減の96万7000羽(うち種鶏めすは5・5%減の85万羽)。