家畜福祉学寄附講座シンポジウムを開催  2月28日に帝京科学大学千住キャンパス

帝京科学大学家畜福祉学寄附講座は2月28日午後1時30分から、東京都足立区の同大学千住キャンパス本館1311教室で「家畜福祉学寄附講座シンポジウム―黎明期の家畜福祉学を牽引した研究者たち―」(共催・動物福祉研究会)を開く。

同講座は、2008年10月に㈱イシイの竹内正博社長の寄付により、東北大学大学院農学研究科に設立された。2011年4月からは日本ケンタッキー・フライド・チキン㈱、㈲北海道種鶏農場、プライフーズ㈱などの寄付により継続。2015年4月から帝京科学大学に寄付先を移しているが、今年3月で一旦終了することから、同講座を総括するとともに、巣立った研究者から多面的な展開を聞くことにしたもの。

参加費は無料(懇親会は有料)で、申し込みは不要。プログラムは次の通り(演題は仮)。

第一部 基調講演

1.「採卵鶏福祉に関わる世界的動向と日本の今後」上原まほ氏(ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパン)

2.「家畜福祉学寄附講座の10年間の成果」佐藤衆介氏(東北大学名誉教授、帝京科学大学教授、家畜福祉学寄附講座主任)

3.「家畜福祉学講座を寄附して」竹内正博氏(㈱イシイ社長)

第二部 多角的な展開

1.「動物の福祉と行動発現」二宮茂氏(岐阜大学准教授)

2.「ブロイラー事業部におけるAWの取り組み」佐藤(小原)愛氏(㈱イシイ)

3.「ヒトと動物の関わり方―畜産動物から野生動物まで―」小西(親川)千紗子氏(㈱南西環境研究所研究員)

4.「ブロイラー生産におけるAW改善研究と大学でのAW教育」戸澤あきつ氏(帝京科学大学家畜福祉学寄附講座助教)

問い合わせ先

帝京科学大学 生命環境学部 アニマルサイエンス学科 家畜福祉学寄附講座

佐藤衆介教授(shusato@ntu.ac.jp)、戸澤あきつ助教(akitsu-t@ntu.ac.jp)

電話番号:03-6806-1259(直通)