令和元年台風19号の被災地に義援金 東京都卵業協会が墨田区を通じ
(一社)東京都卵業協会(会長=山田昇㈱山七食品社長)が11月10日に墨田区のJR錦糸町駅前で開いた『たまごフェスティバル』では、国産鶏卵のチャリティー販売などを通じて多くの善意が寄せられた。
山田会長は12月2日に山本亨墨田区長と面会し、諸経費を差し引いた募金5万円を手渡した。募金は日本赤十字社を通じて、令和元年台風19号災害の義援金に使われる。
タマリエ検定は5割が全問正解
同協会はフェスティバル会場で実施した一ツ星タマリエ検定(全7問)の結果をまとめた。
回答者数298人のうち、全問正解者は約52%の156人。正解率が90%を超えた質問は、鶏が産卵する時間帯や、赤玉と白玉の栄養価、卵の正しい保管場所を問うもの。ただ『たまごは1日に何個食べてよい?』との質問の正解率は約76%と最も低かった。
久松一弘実行委員長(㈱ヤマナシヤ社長)は結果を受けて「4年前の全問正解率は30%台で、そこから約20%も上昇したのはありがたい」とコメント。同時に実施したアンケートの結果については「毎日1個以上召し上がっている方が半分以上であった。卵の食べ方では、卵かけご飯、目玉焼き、ゆで卵が6割以上を占め、ひと手間でおいしく食べられる料理が、時間のない現代人に受けているとうかがえる。ただ、購入時に重視する点は『価格』が約40%を占めている」としている。