今後の鶏肉輸入は減少見込み?
豚肉安や輸入鶏肉の増加などで、鶏肉相場は、もも・むね合計で860円台にまで下げているが、5月18日に開いた日本食肉輸出入協会の鶏肉輸入動向検討会では、4月の輸入量は前年同期比94.2%の4万5900トン、5月は同102.4%の4万7200トン、6月は同81.6%の4万1000トンで、減少気味に推移するとみている。
検討会では「5月現在、鶏肉の消費自体は引き続き堅調で、荷動きも次第に良くなってきている。鶏肉輸入量は、ブラジル産が、同国内での減産により今後減少するとみられることから、在庫が適正水準にまで減少し、それに伴って価格も徐々に上昇すると見込まれる」としている。