今年上期の鶏肉需給と下期の価格見通し 巣ごもり需要に〝国産〟が対応
地鶏・銘柄鶏、輸入品に厳しい状況続く
今年前半の鶏肉相場(日経・東京・正肉加重、1~6月)は、順調な国内生産もあって、むね肉は3月ごろ、もも肉は4月末まで前年を下回って推移していたが、新型コロナウイルスの影響が出始めた春以降に上昇。消費者の外出自粛による内食需要の高まりを受け、もも肉は2月時点で最大約70円あった前年との差が縮小し、1~6月平均では前年同期比13円安の599円。むね肉は11円高の252円となった。国内鶏肉市場の現況と、後半の見通しについて関係者の声をまとめた。
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