オヤマ『おおてばショータイム』を新発売 「奥州いわいどり」の大手羽を使用
㈱オヤマ(小山征男社長―本社・岩手県一関市室根町)は8月29日、銘柄鶏「奥州いわいどり」の新たな加工品『おおてばショータイム』を発売した。
『おおてばショータイム』は「奥州いわいどり」の「おおてば(OHTEBA)」を使用し、手羽先と手羽元が一度に食べられる加工品。大きくてボリュームと食べ応えがあり、ジューシーで濃厚なうま味が味わえる。骨まわりと関節に切り込みを入れることで、大きく羽ばたいているように工夫した。
味付けは「しょうゆ(SHOYU)」と「しょうが(SHOGA)」の二刀流。うま味成分のイノシン酸を含む「奥州いわいどり」に、グルタミン酸がたっぷりの「しょうゆ」と「しょうが」を掛け合わせたことで、相乗効果により何倍もおいしくなった。
さらに、ハーブの「タイム(THYME)」の爽やかな香りが「おおてば」の濃厚で豪快なうま味を引き立てている。
同社では『おおてばショータイム』の発売を通じて、県産鶏肉産業と地域の活性化につなげたいとしている。
開発の経緯について小山達也常務取締役は「岩手が生んだ大谷翔平選手の活躍を記念し、また、当社社員も毎日ニュースに釘付けで一緒に喜びを味わいたいことから、①大谷→大手羽→おおてば②翔平→ショー→醤油と生姜の二刀流③ショータイム→タイム④奥州市出身→『奥州いわいどり』使用――ということで、応援商品『おおてばショータイム』を作った。
一番苦労した点は、から揚げに使わない『タイム』を生かすためのレシピ。強調するとタイム臭さが出るし、少なすぎると名前負けしてしまうというジレンマから脱却して、絶妙なタイム感の商品に仕上がった」と話している。
発売前日の8月28日には盛岡市のいわて県民情報交流センターaiinaで記者発表会を開き、ベストカラアゲニストでからあげアイドルの有野いくさんをゲストに招いて商品紹介や試食会を実施した。当日は岩手県チキン協同組合の熊谷光洋常務理事、岩手県産㈱の長澤由美子営業部次長、JA岩手県信連の伊藤駿部長代理も来賓として出席した。
『おおてばショータイム』は冷凍未加熱品。1袋3本入りで、価格は1000円(税込み)。調理方法は解凍後、片栗粉を全体にまぶして油で揚げる。オヤマの通販サイト「奥州いわいネット」(https://iwai181.shop-pro.jp/)から購入できる。