『DBJ健康経営格付』を取得 イフジ産業

イフジ産業㈱(藤井宗徳社長―本社・福岡県)は10月9日、㈱日本政策投資銀行(DBJ)の『DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付』を取得したと発表した。

DBJ健康経営格付は、日本政策投資銀行が独自の評価システムで、従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するもの。福岡県の食品製造企業による取得は初めて。

同社については、①働き方の多様性や離職率の低下に向け、総務部を中心に、健康経営施策にかかわる中期方針を策定し、コミュニケーションシートの導入など社風調査から得た従業員の意見を反映した具体的施策を実施している点②毎月開催している事業部長会議で、各事業部での定期的な工場内巡視などの安全衛生活動についてマネジメントレビューを実施し、リスク低減と包括的な安全の確立に向けて取り組んでいる点③社内イントラネットを通じた提案制度を設け、生産性や業務効率の改善に資する従業員の自発的な発案を促進していることに加え、社内託児所を各事業所に設置するなど、働きがいと働きやすさの向上に向け、独自の施策に注力している点――が評価された。

イフジ産業では「今後も、健康経営を経営課題として捉え、従業員の健康の維持・増進と会社の生産性向上を目指す経営に取り組んでまいります」とコメントしている。