『五ツ星タマリエ』検定受検者を募集 申し込みは3月15日から
(一社)日本卵業協会は、「たまごのソムリエ(タマリエ)検定」の中で、最も難易度が高い『五ツ星タマリエ検定』の資格取得にチャレンジする受検者向けの案内をホームページ(http://www.nichirankyo.or.jp)で開始した。
たまごのソムリエ検定は、同協会の若手会員らで構成する「ヤングミーティング」(松本邦義筆頭代表幹事)が〝たまごの素晴らしさをみんなに伝えよう〟とのスローガンのもと、鶏卵や養鶏に関する正しい知識の普及啓発を目指して制定した資格。これまで、「一ツ星タマリエ検定」は延べ10万人以上が受検し、「三ツ星タマリエ検定」は約1700人が合格している。
『五ツ星タマリエ検定』は、これらの2検定とは異なり、卵の専門家として「卵に関する網羅的な知識」と、それらを一般消費者らに正しく伝えられる能力を、論文試験と記述試験、プレゼンテーション試験で審査するもの。受検資格は①「三ツ星タマリエ」検定合格②たまごに関連する活動や業務に携わって5年以上のキャリア③卵の消費拡大への貢献など何らかの活動実績――があること。第1回の昨年は、一次試験を突破した5人の受検者のうち、2人のみが合格となった。
今年の受検申し込みと一次試験の論文提出は、3月15日から4月16日まで受け付ける。論文のテーマは「たまごの消費拡大につながる提案」。1200字詰7~14ページの内容で、内容の的確性・論理性、独創性、具体性・実行力、期待値・熱意などを評価する。
二次試験は7月3日に、東京都内で60分間の記述試験と、15分間のプレゼンテーション・質疑応答試験を予定している。受検料は、一次試験は無料、二次試験は1万円。
合格者は、7月中旬に受検者に通知する予定。