世界最大級、毎時24万卵の鶏卵選別包装装置『CANOPUS24000』、ナベルがウクライナに出荷
㈱ナベル(南部邦男社長―本社・京都市南区西九条森本町86)は、このほど世界最大級の毎時24万卵処理能力の鶏卵選別包装装置『CANOPUS(カノープス)24000』を開発し、ウクライナの最大手養鶏場へ輸出したと発表した。
近年、世界の養鶏産業を取り巻く環境は大きく変化し、特に大規模化が進む中、それに対応した大型の鶏卵選別包装装置が求められている。ナベルは1979年に毎時2万卵処理の全自動鶏卵選別包装装置を発表して以来、世界の養鶏場の大型化に対応した商品開発を継続してきた。
新開発のカノープス240000は「大容量をゆっくり、ていねいに」をコンセプトに、ナベルが開発した「狭ピッチ分配キャリア」をはじめ、養鶏家の声に耳を傾けて培った技術を結集して完成させたもので、装置全体の大きさも、省スペース化が図られている。
同社では、アジアや北米、ロシアなど、養鶏の集約化が進む地域での需要を期待し、初年度は5台の販売を目標としている。
【ウクライナに輸出したナベルの毎時24万卵処理能力の鶏卵選別包装装置『CANOPUS24000』】