たまごニコニコ大作戦(7) 関東・北陸・関西で卵の魅力をPR

「たまごニコニコ大作戦2013~日本縦断チャリリレー」のイベント開催が各地で続いている。
福井県では9月10日に坂井市の「みくにショッピングワールド・イーザ」、12日に福井市中央公園、14日に同市内の「ビッグマート」開発店と越前市の「コープたけふ」みどり館。千葉県では16日に千葉市のJA千葉みらい農産物直売所「しょいかーご」千葉店、21日にJAきみつの直売所「味楽囲さだもと店」、22日に東京湾の「海ほたる」。奈良県では22日に橿原市の県農協直売所「まほろばキッチン」。滋賀県では22日に米原市の道の駅「近江母の郷」で催され、卵の魅力をPRした。
福井会場を主催した福井県養鶏協会は、県内5か所でのイベントを企画。16日は台風の影響で中止を余儀なくされたものの、10日と14日の各会場では、卵のつかみどりとタマリエ検定を実施するとともに、12日は福井県庁と福井市役所に面した中央公園で地場産卵を県民らに配布し、卵の魅力と地産地消をPRした。(株)土田鶏卵の直営TKG専門店「たわら」に隣接したビッグマート開発店では、ゆで卵早食い競争が人気を集めて大いに盛り上がった。
千葉会場は県農業協会養鶏部会が、県内の人気スポット3か所でイベントを実施。君津市のマスコット「きみぴょん」と、千葉県のマスコット「チーバくん」とのたまニコ撮影会が各会場で好評を博す中、県内の有志がパンフレットとグッズの配布や、タマリエ検定を通じて卵の正しい知識やおいしい食べ方の普及に努めた。
奈良会場は県養鶏農協が、タマリエ検定と卵のつかみどり、ひよこふれあいコーナーなど、盛りだくさんのアトラクションを運営。検定を受けた人には、景品のゆで卵のほか、容器に入ったひよこの数を2分間で当てる「ひよこ数当てゲーム」への挑戦権もプレゼント。奈良県のマスコット「せんとくん」も応援に駆け付ける中、各コーナーには消費者の長い列ができ、“最高の盛り上がり”になったとか。
滋賀会場は県養鶏協会が主催。サイコロの出た目に応じて、地元の養鶏農家が丹精込めて生産した卵が当たる「サイコロゲーム」やアンケートを実施したほか、たまごニコニコ大作戦の概要や卵の知識、魅力などを多数のパネルで紹介した。
イベントは9月29日に神奈川県横浜市の「横浜そごう」、10月5日に大阪市の「あべのマーケットパークキューズモール」でも開催。さらに山梨県は6日に甲州市の「かつぬま朝市」で、和歌山県も同日に和歌山市の「パームシティ和歌山店」で、三重県は12日に紀北町の「卵卵ふぁ~む」と多気町の「コケコッコー共和国」、13日に鈴鹿市の「ショッピングパークアクシス」で、山形県は12~13日に天童市のNDソフトスタジアム運動公園で開く。長野県は12~13日に軽井沢駅前の「ちゃたまや」と安曇野市の「たまごの駅」のほか、JA松本ハイランドファーマーズガーデンの4店舗で、静岡県は12日に静岡市の「清水マリンパーク」、14日に御前崎市の「御前崎海鮮なぶら市場」で予定している。
全国の有志の熱い思いを乗せたタスキも、関東は千葉から神奈川を経て山梨へ、中部は滋賀から岐阜、長野へ、関西は奈良から大阪、和歌山へとリレー。岐阜県では有志14人が自転車で82キロの道のりを走った。

写真左列(1)=タスキは京都から奈良へ。共に歴史のある両府県の引き継ぎには、奈良県の「せんとくん」も登場
写真左列(2)=奈良会場では、だし巻き卵などの加工品も販売。卵のつかみどりや、タマリエ検定も大人気となった
写真左列(3)=各会場と同様に、奈良会場でも、ひよこは子供たちの心をとらえて離さない様子
写真左列(4)=奈良会場を無事成功させた皆さんは“たまニコピースサイン”で記念撮影!

写真中列(1)=福井県内の4会場で卵の魅力を啓発するイベントは、9月10日からスタート!
写真中列(2)=福井県庁前では県産卵を配布。「朝倉ゆめまる」君(右)も頑張り、250パックが35分でなくなった
写真中列(3)=ゆで卵の早食いに男性も女性も次々と挑戦。チャンピオンの男性は3分間で8個完食したとか
写真中列(4)=より良い鶏卵生産や流通のためのアンケートなどを実施し、卵の良さを啓発した滋賀会場

写真右列(1)=千葉県最初の会場は豪雨に見舞われたものの、多くの消費者が訪れ、イベントも無事に完了
写真右列(2)=2会場目の君津市では、ゆるキャラとの撮影会のほか、アローカナなど希少な卵も販売した
写真右列(3)=3体のゆるキャラも集合して、千葉県最後のイベントがスタートし、タスキは神奈川県へ
写真右列(4)=滋賀会場は、滋賀県養鶏協会が主催。会場を運営した皆さんで記念撮影し、いざタスキリレーへ

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