「うずLOVE運動」スタート 愛知県豊橋市 組合と県養鶏協会も協力

愛知県豊橋市は8月22日、「うずらを愛そう。うずLOVE運動」の開始を宣言した。

今年2月に福岡県で発生した誤嚥事故が、全国で報道されたことにより、うずら卵の需要は大幅に減少。生産者が危機的な経営環境に置かれている中、国内でも特に養鶉産業が盛んな豊橋市が、その魅力を改めて知ってもらい、需要の回復を目指すプロジェクトをスタートさせたもの。

(一社)愛知県養鶏協会と、豊橋農業協同組合(JA豊橋)、豊橋養鶉農業協同組合も、連携事業者となって協力加。「うずらは、おとなにこそ食べてほしい」「食卓では脇役。栄養は主役級」など、うずらへの愛を込めた「〝うずLOVE運動〟メッセージカード」を用意し、様々なイベントで配布することにしている。

8月25日には第一弾のイベントとして、豊橋市民球場で開催されたプロ野球ウエスタン・リーグ公式戦に参加。対戦した中日ドラゴンズとオリックス・バファローズの両球団と、来場者1000人に、JA豊橋が用意したメッセージカード付きのうずら卵の水煮やくん製をプレゼントした。

さらに9月14、15の両日には、第二弾として全国のクラフトビールが集まる「アワアワアワー 豊橋クラフトビールフェス」とコラボ。会場でうずら卵の加工品を販売しながら、ポストカードなどを配布し、うずら卵とビールの相性の良さなどをPRした。

今後も〝収穫の秋〟に向けて、続々とイベントを企画している。