『ベルコンシャッター』の現場納入進む 前進するハイテムの鳥インフル対策
ネズミ対策の集卵バーコンベアシャッターも
㈱ハイテム(安田勝彦社長―本社・岐阜県各務原市テクノプラザ2-10)は、鳥インフルエンザ(AI)の発生要因の一つとされるイタチなどの害獣(鳥取大学感染症疫学研究センター・山口剛士教授の研究報告)の侵入を防止するため、最大の問題となる鶏糞搬出口をシンプル、かつ完全に密閉する画期的な『ベルコンシャッター』(特許)の開発に成功したと昨年5月に発表した(本紙昨年6月5日号既報)が、既存の建物との取り合い(壁との結合、ピットへの納まり等)など細部の完成度を高め、養鶏現場への納入を本格的に進めている。
ネズミ・AIフリー対策で問題になるもう一つの開口部、集卵バーコンベアシャッターについては、コンベア角度に関係なく取り付けが可能な改良型を数年前に開発し、導入が増加している。