7月え付け 採卵用めすは前年並み、ブロイラー用2.8%増

(一社)日本種鶏孵卵協会は8月31日、令和3年7月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー20場、ブロイラー56場、卵肉兼業7場の合計83場が回答)を公表した。

報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年並みの936万3000羽、ブロイラー用ひなは前年同月比2.8%増の6299万9000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年並みの986万7000羽、ブロイラー用ひなは前年同月比2.8%増の6386万8000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは東北、東海、近畿、中国、九州で増加。ブロイラー用ひなは東北、東海、中国、四国、九州で増加した。

1~7月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比2.5%減の6523万7000羽、ブロイラー用ひなは1.1%増の4億3887万8000羽となった。

7月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比60.0%増の10万4000羽(うち種鶏めすは56.7%増の9万4000羽)、ブロイラー用種鶏は32.5%減の35万5000羽(うち種鶏めすは31.6%減の31万6000羽)。

1~7月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比6.6%減の66万9000羽(うち種鶏めすは5.2%減の60万7000羽)、ブロイラー用種鶏は1.0%減の312万6000羽(うち種鶏めすは0.3%減の276万6000羽)。

ひなえ付け羽数の推移