ブロイラーは出荷戸数減、出荷羽数増加 令和3年2月1日現在の畜産統計
年間出荷30万羽以上層 戸数で30.6%、羽数で69.0%
令和3年2月1日現在のブロイラー(地鶏や銘柄鶏を含む)の飼養戸数は、前回調査(平成31年2月1日現在)に比べ90戸(4.0%)減の2160戸、飼養羽数は同143万羽(1.0%)増の1億3965万8000羽。この結果、1戸当たりの飼養羽数は同3300羽(5.4%)増の6万4700羽となった。
令和2年2月2日から令和3年2月1日までの1年間に3000羽以上のブロイラーを出荷した出荷戸数は、前回調査に比べ70戸(3.1%)減の2190戸、出荷羽数は同1849万9000羽(2.7%)増の7億1383万4000羽となり、1戸当たりの出荷羽数は同1万8300羽(5.9%)増の32万6000羽であった。
地域別にみると、出荷戸数は北陸が増減なしで、その他の地域は減少した。出荷羽数は北海道、東北、北陸、関東・東山、中国、九州、沖縄で増加し、それ以外の地域では減少した。
出荷羽数規模別(学校や試験場などの非営利的な飼養者除く)では、出荷戸数、出荷羽数とも年間30万~49万9999羽、50万羽以上の階層で増加し、それ以外の階層では減少した。
年間30万羽以上の出荷戸数は666戸で全体の30.6%(前回調査の平成31年28.6%)、出荷羽数は4億9227万4000羽で全体の69.0%(同67.3%)を占めている。