鶏卵事業を再編へ フィード・ワン

「マジックパール」と「ゴールドエッグ」に

フィード・ワン㈱(山内孝史社長―本社・横浜市)は12月24日に取締役会を開き、同社グループが行なう鶏卵事業の再編を決めた。

再編計画によると、味付けゆでたまご「マジックパール」を製造・販売する東日本マジックパール㈱(本社・岩手県盛岡市下田字生出719-3)が2月10日付で「マジックパール株式会社」に社名を変更。さらに4月1日付で西日本マジックパール㈱(本社・兵庫県姫路市)を吸収合併し、「マジックパール」の全国の販売網を担う。

フィード・ワンは4月1日付で、食品リテール部が行なう味付けゆでたまごなどの加工卵の仕入・販売事業をマジックパール㈱(浪越智社長〈食品リテール部長兼務〉)に、生食用殻付卵と温泉たまごなどの加工卵の仕入・販売事業をゴールドエッグ㈱(小川伸介社長―本社・大阪府八尾市1-130-1)にそれぞれ譲渡する。

これにより、次年度が最終年度の第2次中期計画で掲げている〝食品事業のさらなる成長と効率化〟の実現を図る。