養鶏用は前年下回る 2019年上半期の配合飼料出荷量

育すう用5.7%減、成鶏用0.6%減、ブロイラー用0.7%減

農林水産省がまとめた2019年6月分の配・混合飼料の生産量は前年比5.0%減の185万3093トンで、このうち配合飼料生産量は5.2%減の181万2994トン、養鶏用は4.5%減の81万4212トン。養鶏用、うずら用の内訳は次の通り。

養鶏・育すう用
生産量 5万3901トン
前年比    87.8%
出荷量 5万3947トン
前年比    86.7%
内バラ 5万3043トン
月末在庫  2546トン

養鶏・成鶏用
生産量 45万5691トン
前年比    95.4%
出荷量 45万7170トン
前年比    94.8%
内バラ 45万1606トン
月末在庫  6015トン

養鶏・ブロイラー用
生産量 30万4620トン
前年比    97.1%
出荷量 30万7534トン
前年比    96.6%
内バラ 30万5704トン
月末在庫  5088トン

うずら用
生産量   2357トン
前年比    85.1%
出荷量   2401トン
前年比    88.4%
バラ出荷  2340トン
月末在庫   475トン

配合飼料の工場渡し価格(バラ出荷、円/トン、税込み)は次の通り。
大すう用=6万1795円(前年比102.0%)▽成鶏用=6万7880円(同101.2%)▽ブロイラー用前期=7万8140円(同99.4%)▽ブロイラー用後期=7万1880円(同100.3%)▽全畜種加重平均(袋、バラ)=6万6940円(同101.8%)

この結果、今年上半期(1~6月)の養鶏用飼料の生産量は前年同期比0.3%減の514万4199トンとなった。

このうち育すう用の生産量は5.0%減の34万6279トン、出荷量は5.7%減の34万7104トン。

成鶏用の生産量は前年並みの289万9272トン、出荷量は0.6%減の290万5476トン。

ブロイラー用の生産量は前年並みの189万8648トン、出荷量は0.7%減の190万8058トン。

うずら用の生産量は5.4%減の1万5295トン、出荷量は5.1%減の1万5183トンとなった。