米国カ州で3か所目のニューカッスル病

米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は1月10日、カリフォルニア州の商業養鶏場で3か所目のニューカッスル病が発生したと発表した。

カリフォルニア州では、裏庭養鶏を中心に昨年5月から同病が190件以上続発している。今回の事例はリバーサイド郡の採卵鶏群で、米国の家禽業界誌「ワット」によると、少なくとも10万羽規模の農場。米国から国際獣疫事務局(OIE)への昨年9月以降の通報内容によると、①9月19日にロサンゼルスの生鳥市場の鶏170羽②昨年12月10日に6週齢の採卵鶏ひな11万羽③同21日に飼料小売店の鶏とウズラ39羽④今年1月3日に採卵鶏15万9000羽――で発生している。