築地で「国産チキンまつり」 日本食鳥協会関東支部

鶏肉の各部位などについて説明する鳥藤の鈴木昌樹社長㊧

(一社)日本食鳥協会(佐藤実会長)の関東支部(支部長=鈴木章夫㈱鳥藤会長)は、10月13日に東京都中央区の築地場外市場・築地魚河岸3階で開かれた『築地秋まつり2018』に「国産チキンまつり」として参加し、国産チキンを使った「鳥もつ煮」と「手羽もと照り焼き」を、それぞれ1カップ100円で販売。買い物客や外国人を含めた観光客らがブースを訪れてにぎわった。

「国産チキンまつり」に参加した日本食鳥協会や関東支部会員各社の関係者は〝おっとり鶏太〟のクラフトサンバイザーと、国産チキンのシンボルマークが入ったTシャツやエプロンを身に着けて、築地魚河岸の入口などでチラシを配布して集客。

来場者にはサンバイザーや国産チキンの部位を紹介するクリアファイル、地鶏・銘柄鶏を紹介するリーフレット、イミダゾールジペプチドの優れた抗疲労効果などを紹介するパンフレット、国産チキンのおすすめレシピ集、国産チキンシンボルマーク入りのマグネットなどを配布して、安全・安心な国産チキンの消費拡大をアピール。

また、知っている地鶏や銘柄鶏の名前、魚と鶏肉を食べる頻度、魚と鶏肉を比較した印象(新鮮さ、身体によい、調理がしやすい、価格が手ごろ、清潔感がある、食べやすさ、保存性が高い、ダシが出やすい、老人向けの食事によい、ダイエットによい、食べて満足感がある、子どもに食べさせたい、安全である、噛みやすい、臭みがない、飲み込みやすい)に関するアンケート調査を実施し、回答した来場者には味の素「お肉やわらかの素」をプレゼントした。

『築地秋まつり2018』では〝築地場外市場はこれからも築地の地でプロから愛されるまちづくりを目指します!〟とのメッセージを発信し、築地市場(場内)が豊洲市場に移転しても、築地場外市場の約460店舗はこのまま築地に残り、まちのにぎわいを維持・継承していくことをアピール。

築地魚河岸の海幸橋棟屋上広場ではバーベキュー、小田原橋棟3階の魚河岸スタジオとイベントスペースでは来場者が楽しめる様々なイベントを実施。「鶏肉まるごと講座」では、㈱鳥藤の鈴木昌樹社長と同社スタッフが鶏肉と合鴨肉の解体処理の実演や、〝鶏すき〟と〝鴨すき〟の試食を行なった。

地鶏肉が当たるキャンペーン 応募は11月15日まで

日本食鳥協会の今年度の「国産チキンまつり」は、10月27日(土曜日)から29日(月曜日)までを全国統一イベント期間としているが、各県では地域イベントに合わせて開催するところも多い。

また「10月29日は『国産○○肉の日』の○○に当てはまるひらがな2文字をパソコン、モバイル、ハガキなどで答えると、抽選で100人に5000円相当の地鶏肉セット、ダブルチャンス賞として抽選に外れた人の中から20人に国産チキンオリジナルエプロンをプレゼントするキャンペーンを10月15日から実施している。応募は11月15日まで。詳細は同協会ホームページへ。