英国のコンパートメント施設からのひな輸入再開
農林水産省は2月1日付で、英国からの初生ひなについてコンパートメント主義を適用し、日本が認定したコンパートメント施設からの輸入停止措置を解除した。
コンパートメント主義は、疾病が発生している地域にあっても、高度な衛生管理によって動物の清浄性が確保されていると認められる施設からの輸入を認めるもの。昨年8月31日に英国との間で、コンパートメント主義に関する家畜衛生条件を取り決めたが、英国で同12月にH5N8亜型高病原性鳥インフルエンザ(AI)が発生したことから、12月19日に英国全土からの生きた家きんの輸入停止措置を取っていた。
その後、英国の家畜衛生当局から、AI発生状況についての詳細な情報提供があり、適切な封じ込め措置が取られていると判断されたため、日本認定のコンパートメント施設(エビアジェン社の60施設)からの生きた家きんの輸入を認めることにした。
コンパートメント施設以外の施設からの生きた家きんと、英国全土からの家きん肉などは、引き続き輸入が停止されている。